ニュース その他分野 作成日:2018年1月8日_記事番号:T00074884
行政院主計総処が5日発表した2017年の消費者物価指数(CPI)は前年比0.62%上昇で、過去8年で15年に次いで2番目に低かった。18年CPIは0.96%上昇の予測で、2年連続で1%未満の見通しだ。主計総処綜合統計処の梅家瑗副処長は、物価は安定しており、デフレの懸念はないと語った。6日付経済日報が報じた。
梅副処長は、17年CPI上昇率が低かったことについて、台湾元高で原材料価格上昇の影響が緩和されたこと、16年は台風や寒波の影響で野菜・果物のCPIのベースラインが高かったことが理由と説明した。
一例一休、外食費1.9%上昇
野菜・果物とエネルギーを除いた17年コアCPIは前年比1.03%上昇した。一例一休(週休2日制)実施による人件費の上昇を受け、外食費は1.99%上昇した。一方、コメ、鶏卵、豚肉など重要民生物資17品目は1.79%上昇した。うち鶏卵は殺虫剤「フィプロニル」残留問題の影響で12.04%下落した。
昨年12月のCPIは前年同月比1.21%上昇した。重要民生物資17品目は前年同月比2.99%の上昇で、15年3月以来で最高だった。このうち、牛乳、しょうゆ、歯磨き粉、パンは5%以上上昇し、鶏卵は11.83%下落した。
17年の卸売物価指数(WPI)は前年比0.9%上昇した。昨年12月は前年同月比0.24%上昇した。
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