ニュース 機械 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074891
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は、欧米以外の市場で自動化設備や単軸ロボットに対する需要が旺盛だったことから、2017年通年の連結売上高が過去最高の211億6,600万台湾元(約810億円)を記録した。9日付工商時報が報じた。
昨年12月の連結売上高も前年同月比34.06%増で21億3,700万元となり、月次ベースの最高を10カ月連続で更新した。現在フル稼働状態で、今年1月も超過勤務体制で需要に対応している。
需要の背景には、中国企業の経営見直しで2016年末ごろから自動化設備を大量に調達していることがある。ハイウィンは近年、中台、米国、ドイツで工場を拡張してきた。一方で工作機械への過度の業務集中を避けるため、半導体、自動車、太陽電池、スマートフォンなどのメーカー向けの設備受注にも力を入れている。
同社担当者は「欧米市場は昨年12月にクリスマス休暇で需要が減少したが、他の市場がカバーした。昨年11月に蘇州工場(中国江蘇省)が操業を開始したことで、出荷量が大幅に増えた」と説明した。
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