ニュース 石油・化学 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074894
台湾中油(CPC)の2017年税引き前利益は504億台湾元(約1,900億円)で前年比42.37%増だった。国際原油価格の上昇、川下メーカーの堅調な需要で、大幅増益となった。9日付工商時報が報じた。
国際原油価格の上昇に加え、中国の春節(旧正月、18年は2月16日)前に在庫を確保しようとする動きから、石化製品のスポット価格はベンゼンが小幅に下落した以外は、軒並み上昇している。エチレンの最新スポット価格は1トン当たり1,415米ドルと57.5米ドル上昇、プロピレンは1,042.5米ドルと25米ドル上昇し、15年5月以来の最高を記録した。
中国の天津渤海化工集団(BCIG)がプロパン脱水素(PDH)プラント(プロピレン年産能力60万トン)の1カ月間の定期保守点検に入ること、および川下のポリプロピレン(PP)需要が高まっていることから、プロピレン価格はさらに上昇する見通しだ。
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