ニュース 金融 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074895
8日の台湾元と日本円為替相場は1円=0.2604台湾元と2年半ぶりの元高円安水準となり、今後、円は0.25元台まで安値が進む可能性が見えてきた。台湾銀行、兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)など大手銀行では、台湾元から日本円への両替額が通常の平日よりも10~30%増えている。9日付工商時報などが報じた。
銀行の外為担当者は、1台湾元の日本円との交換レートは、この1年で3.5793円から3.8402円まで元高が進んでおり、5万元の両替で、昨年よりも1万3,045円多く受け取れると指摘した。
台湾元は対米ドルでも上昇を続けており、8日には一時、1米ドル=29.5元ラインを突破し、29.44米ドルまで元高が進んだ。同日終値は1元=29.523元に戻したが、ブルームバーグは外為担当者へのインタビューを基に、第1四半期中に1米ドル=29.0米元ラインを目指す可能性があると指摘した。ただ、今期末には再び29.5米ドル台に戻るとの予測だ。
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