ニュース 社会 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074902
8日午後6時ごろ、労働基準法(労基法)改正に反対する労働団体のメンバーが台湾鉄路(台鉄)台北駅構内でレールに横たわる抗議活動を行い、警察は現場で15人を現行犯逮捕した。この騒ぎで21本の列車に10~25分の遅れが出て、乗客1万2,370人の足に影響が出た。9日付蘋果日報が報じた。
労働者がレールに横たわって抗議活動を行ったのは、台湾で3回目だ(8日=中央社)
現場は台北駅の下り列車が発着する3番ホームで、労働団体メンバーが2回にわたり、レールに横たわり、同行メンバーがホーム上で「過労拒否、悪法却下」などとスローガンを叫んだ。
警察は再三退去を命じたが、応じないため、男性7人、女性8人を強制排除。現場での抗議活動は午後8時すぎに終了した。
一方、立法院臨時会での労基法改正案をめぐる同日の与野党折衝は6時間にわたり続いたが、野党の時代力量が「行政院の善意が感じられない」として交渉から離脱した。与党民進党は9日にも同改正案の採決に踏み切りたい構えで、抗議活動のエスカレートが懸念される。
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