液晶パネル大手の群創光電（イノラックス）は、米ラスベガスで９～12日に開催される国際家電見本市、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）で、世界初となるアクティブマトリックス（ＡＭ）方式の車載用ミニ発光ダイオード（ＬＥＤ）パネルを展示する。９日付自由時報が報じた。
イノラックスが展示するのは10.1インチのＡＭ方式ミニＬＥＤパネルで、同社初のミニＬＥＤ製品だ。
同パネルはコントラストや映像の鮮明度（シャープネス）で有機ＥＬ（ＯＬＥＤ）パネルに匹敵し、耐熱性を含む信頼性に優れ、ＯＬＥＤのように同じ映像を表示し続けるとその部分に跡が残る「焼き付き」の問題がない。また、高精度の電流制御によって輝度を数倍上げられる点でもＯＬＥＤより優れている。
