ニュース 電子 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074909
電子機器受託生産大手、英業達(インベンテック)が8日発表した2017年第4四半期の連結売上高は、前期比7%増、前年同期比17.3%増の1,326億7,800万台湾元(約5,100億円)で、14年第1四半期以来で最高となった。証券会社は、今年第1四半期売上高は非需要期のため前期比約15%減少を見込んでいるほか、台湾元高が影響すると予測した。9日付経済日報などが報じた。
インベンテックは17年第4四半期、アップルのワイヤレスイヤホン「エアポッド(AirPods)」、小米科技(小米、シャオミ)のスマートフォンなどのモバイル端末の出荷が成長した。一方、ノートパソコンは横ばい、サーバーは減少した。
インベンテックの17年12月連結売上高は444億5,000万元で、前月比1.3%減少、前年同月比15.6%増加した。ノートPC出荷台数は170万台で、前月の160万台から増加したものの、ウエアラブル(装着型)端末の出荷量は減少した。
17年通年の連結売上高は、4,675億1,200万元で前年比9.1%増だった。
ホームポッド、Q1出荷へ
証券会社は、アップルが今年第2世代AirPodsを発売し、AirPods全体の出荷量は2,600万~2,800万セットに倍増すると予測した。このため、中国の立訊精密工業(ラックスシェア・プレシジョン・インダストリー)もAirPodsを受注したものの、インベンテックの出荷量は増加すると見込まれている。
インベンテックは今年第1四半期、アップルのスマートスピーカー「ホームポッド(HomePod)」の出荷を開始する見通しだ。証券会社は、インベンテックは18年モバイル端末出荷が1桁成長すると予測した。
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