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シャープ、東南アジアを強化


ニュース 家電 作成日:2018年1月9日_記事番号:T00074912

シャープ、東南アジアを強化

 鴻海精密工業傘下のシャープは今年、タイで液晶テレビ生産能力倍増や、ベトナムでの前年比25%増収など、「新南向政策」の対象地域である東南アジアへの攻勢を強める方針だ。9日付経済日報が報じた。

 シャープは、タイの家電工場での液晶テレビ年産能力を100万台へと、従来の50万台から倍増させる。同工場の製品は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、インドに出荷しており、生産能力増強によって主に東南アジア諸国連合(ASEAN)での需要拡大に備える構えだ。

 同社はまた、タイ市場でのテレビ販売台数を、2018年度は昨年の30万台から20~30%増やしたい考えで、年末には8Kテレビも発売する計画だ。

 ベトナムでの25%増収は家電やスマートフォンの販売強化によって目指す他、インドネシアでも20%増収を目指す。マレーシアでは南部ジョホール州の工場で8Kテレビの生産を行う計画だ。