ニュース その他製造 作成日:2018年1月10日_記事番号:T00074915
中国工業信息化部(工信部)は今年もセメントと平板ガラスの生産能力削減を進める方針を打ち出しており、台湾水泥(台湾セメント、台泥)、亜洲水泥(アジアセメント、亜泥)、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)は製品価格の上昇による中国事業の業績拡大を見込んでいる。10日付工商時報が報じた。
中国では昨年、冬期のセメント生産停止、環境基準の厳格化、エネルギー効率の低い工場の閉鎖といった政策が進められ、セメント価格は過去12年での最高に上昇した。また、平板ガラスの価格も20%以上上昇した。
台湾セメントの昨年の中国事業の利益は10億人民元(約170億円)を上回り、アジアセメントは利益が2倍以上拡大したとみられる。台湾ガラスは昨年、中国事業が4年ぶりに黒字転換した。
台湾セメントは、中国の昨年の減産措置は多くが地域ごとに行われていたが、今年は全国で生産能力削減措置を強化するほか、期間も長いため、これまで以上に製品の価格上昇が期待できると説明した。
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