ニュース 電子 作成日:2018年1月10日_記事番号:T00074925
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)の2017年通年の連結売上高は前年比0.96%増の1,492億8,400万台湾元(約5,700億円)となり、過去最高を更新した。8インチウエハー工場における需要が高かったこと、および16年末に中国・福建省アモイ市で稼働した12インチ工場が貢献した。10日付工商時報が報じた。
UMCは9日、昨年12月の連結売上高が前月比12.23%減、前年同月比15.05%減の106億6,800万元となったと発表。同年第4四半期通期では前期比2.83%減の366億3,000万元とほぼ市場予測どおりだった。
証券会社は12月の減収について、顧客が年末に在庫調整を進めたことに影響を受けたと分析。ただ、第4四半期通期ではアモイ工場で新たな生産ラインが稼働したことで、非需要期にもかかわらず前期比ほぼ横ばいとなったと指摘した。
一方、同業の世界先進積体電路(VIS)も同日、昨年12月の連結売上高が前月比7.5%増の22億2,200万元となったと発表。ただ昨年通年では249億900万元と前年比3.56%減少した。上半期に液晶ドライバICの在庫調整が行われた影響で、業績が予測を下回ったことが減収の主因と証券会社は指摘している。
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