ニュース 電子 作成日:2018年1月10日_記事番号:T00074928
鴻海精密工業傘下のシャープが今春にも有機EL(OLED)パネルの量産に入るとみられている。アップルは現在、スマートフォン「iPhone」向け有機ELパネルを全てサムスン電子からの調達に頼っているが、シャープが量産に成功すれば、サプライヤーを分散させ価格交渉を優位に進めることができるため、採用される可能性が高いと証券会社は分析している。10日付経済日報が日本経済新聞の報道を基に報じた。
シャープは堺工場(堺市)に数百億円を投じ、小規模の有機ELパネル生産ラインを設置し、既にサンプル出荷を開始。第2四半期の量産を目指しているようだ。またシャープは、今夏に発売する自社スマホのハイエンドモデルの一部に採用する他、今後は生産規模を拡大し車載用パネル向けなども生産する方針とみられる。
この他、シャープの有機ELパネル量産が本格化すれば、帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)、東捷科技(コントレル)、晶彩科技(FAVITE)といった台湾の設備メーカーも恩恵を受けそうだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722