ニュース 電子 作成日:2018年1月10日_記事番号:T00074931
ノートパソコン受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)が9日発表した2017年連結売上高は8,876億4,800万台湾元(約3兆3,700億円)で前年比15.8%増加した。PC買い替えやモバイル端末の出荷が貢献した。10日付経済日報などが報じた。
コンパルの昨年第4四半期連結売上高は、前期比10%増、前年同期比16.2%増の2,548億6,200万元だった。PC出荷台数は前期比1%増の1,040万台と予測を上回った。PC以外の出荷は前期比で2割増加した。
昨年12月の連結売上高は747億8,000万元で前月比20.4%減少、前年同月比4.3%増加した。PC出荷台数は330万台で前月比13%減少した。
コンパルの陳瑞聡総経理は、18年世界市場のPC需要は横ばいか小幅減少するが、コンパルの出荷は横ばいか小幅増加となり、PC市場シェアの上昇が続くと予想した。
コンパルはアップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」や、スマートスピーカーの米国最大手の組み立てを受注しているとされ、今年はウエアラブル端末やIoT(モノのインターネット)関連製品、タブレット端末の成長が見込まれる。
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