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17年生保ネット販売8倍増、損保超える【表】


ニュース 金融 作成日:2018年1月12日_記事番号:T00074979

17年生保ネット販売8倍増、損保超える【表】

 金融監督管理委員会(金管会)が11日発表した統計によると、生命保険14社が2017年にインターネットを通じて販売した保険商品は29万7,443件で前年比95%増、保険料収入は6億7,687万台湾元(約25億5,000万円)で約8倍に増え、金額ベースで初めて損害保険業界(52万6,500件・6億1,582万元)を上回った。12日付経済日報が報じた。

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 ネット販売の大幅増は、クレジットカードで利率変動型年金保険が購入できるようになったことが主因だ。特に中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)発行のクレジットカード「LINE Payカード」利用で還元率が3%(今年は2%)に上ることが貢献した。

 ネット販売の上位は▽富邦人寿保険、4億200万元▽台湾人寿保険、1億4,000万元▽国泰人寿保険(キャセイ・ライフ・インシュアランス)、7,184万元──の順。

 富邦人寿は昨年12月だけで「LINE Payカード」によるネット販売額が2億6,700万元に上った。台湾人寿は昨年11月に利率変動型年金保険のネット販売でクレジットカード払いを導入し、12月だけでネット販売額は9,400万元に上った。台湾人寿の分析によると、払込保険料100万元以上は男性が65%で、40代が6割、30代が3割を占めた。