通信キャリア大手の台湾大哥大（台湾モバイル）は11日、新規契約または電話番号ポータビリティー（ＭＮＰ）利用の他社からの乗り換えにより、月額1,399台湾元（約5,260円）の通信プラン（30カ月契約）に申し込んだ場合、三陽工業（ＳＹＭ）の最新型スクーター「Z1 attila S125」（市場価格６万6,000元、50台限定）を最大３万元引きで購入できるキャンペーンを実施すると発表した。12日付経済日報が報じた。
通信業界では近年、バイクメーカーと販売で協力するケースが相次いでおり、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコム）は昨年より、睿能創意（Gogoro台湾）が販売する電動スクーター「Gogoro」を最大２万1,000元引きで購入できるキャンペーンを実施中。地方自治体の電動バイク購入補助を組み合わせると、最低価格１万7,700元でGogoroが入手できることになる。
また中華電信も中華汽車工業（チャイナ・モーター、ＣＭＣ）と提携し、全土の直営ショップで電動バイク「emoving」を販売しており、通話やブロードバンド通信契約の申込者に対し1,000元の割引を提供している。
