中国の海関総署（税関）の発表によると、2017年の中台間の輸出入総額は１兆3,500億人民元（約23兆3,000億円）で前年比14%増加した。中国の貿易総額に占める割合は4.9%で、中国にとって台湾は７番目の貿易相手だった。13日付経済日報が報じた。
海関総署によれば、昨年の台湾への輸出は前年比12.2%増の2,979億人民元、台湾からの輸入は14.5%増の１兆500億人民元だった。対台湾貿易赤字は7,534億人民元で、15.4%拡大した。
中国国営通信社、中国新聞社（中新社、ＣＮＳ）が伝えたところによると、海関総署の黄頌平報道官は、平和で安定した両岸（中台）関係が両岸貿易の発展のために重要と指摘。好ましくない影響を取り除けば、協力関係をさらに深め、今年の両岸貿易を健全に発展させることができると述べた。
