金属筐体の鎧勝控股（ケーステック・ホールディングス）は15日、中国子会社の鎧嘉電脳配件（浙江省嘉興市）の新工場計画を発表した。投資額は14億3,200万台湾元（約54億円）。16日付工商時報が報じた。
ケーステックの大型投資計画から、今年の受注状況が非常に良いことがうかがえる。中国のスマートフォンブランドの他、アップルのiPhone受注も獲得しており、スマホ向け業績が好調なようだ。
同社は、2018年設備投資として38億9,300万人民元（約670億円）を董事会で決定した。今回の新工場計画も含まれる。
同社の昨年12月売上高は前月比5.3％減、前年同月比29.06％減の31億1,500万台湾元。17年通年売上高は前年比1.5％増の332億5,300万元だった。
