ニュース 電子 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075058
通信キャリア最大手、中華電信は16日、情報セキュリティー事業を展開する全額出資子会社「中華資安国際」を設立した。17日付工商時報が報じた。
中華資安は5年以内の店頭公開が視野にある(16日=中央社)
中華電信の鄭優董事長は「情報セキュリティーの業界連合を結成したい。今年末か来年には台湾の情報セキュリティー企業と提携し、国際市場に参入したい」と述べた。
行政院、国家安全会議(国安会)、交通部、国家通訊伝播委員会(NCC)などは、中華電信が情報セキュリティー産業のけん引役となることに期待している。中華資安の董事長には、中国科技大学情報学部の陳振楠元学部長が就任する。
鄭董事長は「データセンターが消費者、中小企業に提供するインターネットのセキュリティー、政府の情報セキュリティー強化、企業向けのセキュリティー検査などが主な業務になる」と説明した。
中華資安は資本金は3億台湾元(約11億円)。従業員は現在50人で、年内に100人に増やす。売上高は現在10億元で、5年以内に1億米ドルを目指す。
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