ニュース 電子 作成日:2018年1月17日_記事番号:T00075061
DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が16日発表した2017年純利益は前年比70%増の402億8,900万台湾元(約1,500億円)で、過去最高を記録した。DRAM価格の35%上昇、20ナノメートル製造プロセスの歩留まり率改善が貢献した。17日付経済日報が報じた。
昨年第4四半期純利益は219億7,800万元と前期の2.57倍で、過去最高を記録した。うち昨年12月の米マイクロン・テクノロジー株の売却益は161億2,100万元だった。第4四半期売上高は167億8,300万元で前期比26.3%増。粗利益率は49.8%で5.6ポイント上昇、営業利益率は38.9%で7ポイント上昇し、共に過去8年で最高だった。
李総経理は、今年上半期はDRAM価格上昇が続くが、上昇幅は縮小すると予想した(16日=中央社)
李培瑛総経理は、昨年末のウエハー投入枚数は、20ナノで月間3万8,000枚、30ナノで3万枚だったと説明した。また昨年12月に量産を開始した20ナノの8ギガビット(Gb)DDR4は、今年第1四半期にサーバーメーカーに採用され、第2四半期に出荷を開始すると予想した。
今年の設備投資は115億元の計画。20ナノ設備や10ナノの研究開発(R&D)などに投じる。昨年の設備投資は293億9,500万元だった。
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