ニュース その他分野 作成日:2018年1月23日_記事番号:T00075152
経済部統計処が22日発表した2017年の輸出受注総額は前年比10.9%増の4,928億1,000万米ドルで、過去最高となるとともに2年ぶりに前年比プラス成長を回復した。昨年12月の輸出受注総額は前月比0.4%減、前年同月比17.5%増の484億7,000万米ドルで同月の過去最高となり、17カ月連続でのプラス成長を維持した。23日付経済日報などが報じた。
製品別の17年輸出受注額は、▽情報通信技術(ICT)製品、1,475億7,000万米ドル(前年比10.5%増)▽電子製品、1,269億7,000万米ドル(7%増)▽機械、231億8,000万米ドル(14%増)──が過去最高を更新した。その他、▽ベースメタル、273億9,000万米ドル(16.1%増)▽液晶パネルなど精密機器、269億9,000万米ドル(18.7%増)▽プラスチック・ゴム製品、230億米ドル(16.5%増)▽化学品、214億米ドル(12.3%増)──と、軒並み前年を上回った。
国・地域別の17年輸出受注額は、▽米国、1,378億1,000万米ドル(前年比8%増)▽中国(香港含む)、1,226億1,000万米ドル(14.5%増)▽欧州、1,009億9,000万米ドル(16.2%増)▽東南アジア諸国連合(ASEAN)、495億5,000万米ドル(4.6%減)▽日本、288億3,000万米ドル(17.1%増)──と、ASEAN以外は軒並み前年を上回った。ASEANは一部企業で海外の子会社が直接受注する形に切り替えたことが要因で、これを除けば前年比8.8%増となる計算だ。
林麗貞統計処長は今年1月の展望について、アップルのスマートフォン最新機種であるiPhoneXやiPhone8シリーズの受注などによって非需要期ながら好調に推移すると予想。輸出受注額は450億~460億米ドル、前年同月比で25.1~27.9%増となると予測した。
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