ニュース その他分野 作成日:2018年1月23日_記事番号:T00075160
経済部投資審議委員会(投審会)が22日発表した投資認可統計によると、2017年の外国資本・華僑(中国を除く)による対台湾投資額は75億1,000万米ドルと、前年比31.9%減少したものの、直近10年では16年、08年に続く3番目の高水準だった。認可件数は、前年比1件増の3,415件だった。23日付工商時報が報じた。
投審会の張銘斌執行秘書は、17年投資額の減少は、16年に▽米マイクロン・テクノロジーによるDRAM大手、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)買収▽ASMLによる漢微測科技(エルメス・マイクロビジョン、HMI)買収──の巨額案件2件(総額65億1,000万米ドル)があったためで、これらを除くと前年比66%増加になると説明した。高水準が続いており、今年も楽観視できると述べた。
中国資本の対台湾投資額は140件・2億7,000万米ドルで、前年比7.3%増だった。
一方、台湾資本の対外投資額(中国を除く)は115億7,000万米ドルで前年比4.5%減、対中国投資額は87億4,000万米ドルで前年比4.8%減と、共に前年を下回った。対中国投資の認可件数は484件で前年比232件増と、6年ぶりに増加に転じた。張執行秘書は、中国経済の回復、輸出の好調で、急ぎの少額案件が増えたためと説明した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722