世界でユーザー7,000万人を数えるオンラインカードゲーム「ハースストーン」の世界選手権で、台湾大学卒の陳威霖選手（26）が米国選手に形勢不利な状況からの逆転勝ちを収め、賞金25万米ドルを手にした。23日付蘋果日報が伝えた。
陳選手は選手歴４年で、アジア地域での総合成績は常に首位を独走している（閃電狼フェイスブックより）
アムステルダムで開かれた世界選手権は今年が４回目で、季節ごとのランク上位者と地域代表の計16人が争った。これまでの３大会ではそれぞれ米国、スウェーデン、ロシアの選手が優勝していた。
台湾のプロのゲームチーム「閃電狼（Flash Wolves）」に所属する陳選手は「台湾も世界一になれた」と感激の涙を流した。陳選手は大会前の１カ月にわたり、毎日12時間のトレーニングを積んだという。蔡英文総統もフェイスブック上で陳選手に祝意を述べた。
