玉山商業銀行（Ｅサン・コマーシャル・バンク）はこのほど、香港を拠点とするアジアの金融専門誌「The Asset」が発表した「台湾で最も優れた銀行2017」に選ばれた。同行の受賞は３年連続。23日付工商時報が報じた。
黄総経理（左）は、台湾の金融業界で初となる２度の「アジア太平洋地域で最も優れたＣＥＯ」を受賞した（同社リリースより）
「The Asset」は、玉山銀の資産は２兆台湾元（約７兆6,000億円）を超え、過去６年間の利益成長率も台湾の金融業界で最高だったと指摘した。また、フィンテックの分野でも業界に先駆けて越境決済やオンライン融資プラットフォームを打ち出したほか、ＣＳＲ（企業の社会的責任）活動にも積極的に取り組んだと評価した。
このほか、玉山銀の黄男州総経理は「The Asset」が発表した「アジア太平洋地域で最も優れたＣＥＯ（最高経営責任者）」に再び選ばれた。同誌は、黄総経理は先見性のある戦略で玉山銀の変革を進め、長きにわたってコーポレートガバナンス（企業統治）、顧客・従業員の権益保護、環境活動、公益事業などに携わってきたと評価した。
