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スポーツくじ17年売上高、過去最高の331億元


ニュース 公益 作成日:2018年1月23日_記事番号:T00075175

スポーツくじ17年売上高、過去最高の331億元

 スポーツ振興くじを運営する台湾運動彩券(台湾スポーツ・ロッタリー)は、2017年売上高が前年比6%増の331億台湾元(約1,260億円)で、過去最高となった。種目別では野球が首位で、前年比8%増の136億元だった。昨年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が注目を集めたことが貢献した。23日付工商時報が報じた。

 2位はバスケットボールで120億元、3位はサッカーで47億元、4位はテニスだった。

 教育部体育署の林哲宏副署長は、スポーツくじから運動発展基金への昨年の支出は33億1,000万元で、過去4年で100億元を超えたと指摘。基金への支出は選手育成に役立てられていると述べた。

 台湾運動彩券の林博泰総経理は、インターネット購入の会員数が前年比で2倍となり、売上高は61億元に達したと指摘。販売量全体の18.4%を占めており、今後さらに成長すると予測した。

 台湾運動彩券は、今年はFIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ、アジア競技大会などが開催され、売上高360億元と予測している。林総経理は、FIFAワールドカップは開催地と時差があるため、前回同様、開催期間中の24時間販売を主催機関に提案していると述べた。また、当選金の支出上限78%を引き上げれば、購入が増えると語った。