ジーンズ受託生産最大手のアパレルメーカー、如興は23日、サモア登記のワイズ・トリニティー・キャピタルからギャラクシー・エクスプローラーとグレート・ホープ・ホールディングスの全株式を2,392万米ドルで取得する契約を交わした。如興は、買収する２社は中国で川上の繊維技術を保有しており、如興の製品を多様化できると説明した。24日付工商時報が報じた。
如興はアパレルブランドの販売鈍化、インターネット通販の台頭を受け、コスト削減のため生産規模の拡大と垂直統合を進めてきた。昨年７月には中国の玖地製造（ＪＤユナイテッド・マニュファクチャリング）を買収した。
今月には中国での生産規模拡大、生産性向上のため、河南省での工場設置に2,000万米ドルを投じることを決定した。今年はカンボジア、アフリカなどでも工場を新設する計画とみられる。
