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12月製造業景気信号、7カ月連続の「後退傾向」【図】


ニュース その他製造 作成日:2018年1月31日_記事番号:T00075314

12月製造業景気信号、7カ月連続の「後退傾向」【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した昨年12月の製造業景気指数は11.03ポイントで、前月比0.49ポイント下落した。製造業景気信号は「黄青(後退傾向)」で7カ月連続と、過去3年で最長となった。31日付工商時報が報じた。

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 製造業景気指数を構成する5項目のうち、▽需要(前月比0.48ポイント上昇)▽コスト(0.16ポイント上昇)▽原材料投入(0.09ポイント上昇)──の3項目が上昇した。一方、▽販売価格(0.72ポイント下落)▽経営環境(0.49ポイント下落)──の2項目が下落した。

 業種別の景気信号は、▽青(後退)、構成比49.93%(前月比15.46ポイント上昇)▽黄青、37.54%(3.19ポイント下落)▽緑(安定)、7.75%(13.54ポイント下落)▽黄赤(過熱傾向)、4.77%(3.8ポイント上昇)──だった。「赤(過熱)」は依然0%だった。

 台経院は、主な機関が世界経済は昨年より好調と予測しているものの、台湾の輸出総額は昨年が良かったため今年2桁成長は難しく、製造業景気信号は「黄青」が続くと予測した。