ニュース 建設 作成日:2018年3月5日_記事番号:T00075781
台北市信義区の台北101ビルそば、旧台北世界貿易センター展示場2館(台北世貿二館)跡地で先ごろ、同地の地上権を獲得した生命保険大手、南山人寿保険が開発を手掛ける高層オフィスビル「台北南山広場」が竣工した。同ビルでは既にオフィスの8割で賃貸先が決定しているとされ、賃料は高層部で1坪当たり月4,500台湾元(約1万6,000円)と、台北101の4,400元を上回り、台湾最高水準となる見通しだ。3日付経済日報が報じた。
南山広場は、台北市で台北101に次ぐ高さとなる272メートルを誇り、地上48階、地下5階建てで延べ床面積は6万340坪。台湾で唯一、暖房機能を備えた商業ビルだ。今年第4四半期に運営開始を予定している。
観測によると、南山広場では入居が決まっているショッピングセンターの微風広場(ブリーズセンター)や、勤業衆信聯合会計師事務所(デロイト台湾)など各企業が内装工事を進めているもようだ。
20年間の賃貸契約を結んだブリーズセンターでは、入居ブランドのうち約6割を台湾唯一の出店とし、百貨店激戦区の信義区でシェア1位を狙う。
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