ニュース 運輸 作成日:2018年3月6日_記事番号:T00075816
桃園市政府は5日、同市桃園区の経国路と幸福路の交差点エリアに建設するバスターミナル「経国転運站」着工式典を行った。総工費は6,000万台湾元(約2億1,800万円)で、10月の竣工予定だ。高速バスおよび路線バスのターミナルとして運営され、市民の公共交通機関利用の便が向上すれば、中山高速公路(国道1号)南崁インターチェンジの渋滞緩和につながると期待される。6日付工商時報が報じた。
鄭文燦桃園市長(中)は、長距離、短距離旅客をまとめたターミナル開設で、人や車の流れを集中させ、交通の負担を減らすと述べた(桃園市リリースより)
鄭文燦桃園市長によると、経国転運站には2階建ての施設が建設され、1階には切符売場、待合室、トイレ、飲食店、コンビニエンスストアなどを開設し、2階はバイクの駐輪場とする計画だ。
また台湾房屋研究智庫の江怡慧経理は、経国転運站周辺の「経国特区」は、桃園市への入口となる南崁インターチェンジ、桃園区の繁華街などに近く、立地条件や交通機能に優れていると指摘。今後、台北市から人口が流入する可能性もあるとの見方を示した。
なお桃園市では今後、▽亀山区▽中壢区▽八徳区▽大渓区──の市内4カ所にバスターミナルを設置する計画だ。
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