ニュース その他分野 作成日:2018年3月8日_記事番号:T00075873
国家発展委員会(国発会)が7日発表した1月の景気対策信号総合判断指数は20ポイントで、前月比2ポイント下落し、2カ月連続の「黄青(後退傾向)」だった。国発会経済発展処の呉明蕙処長は、昨年は1月に春節(旧正月、2018年は2月16日)があり、今年1月の多くの経済指標に影響があったが、一時的な現象にすぎず、景気回復基調は続いていると強調した。8日付工商時報などが報じた。
総合判断指数を構成する指標9項目のうち、輸出額変動率は前月の「緑(安定)」から「青(後退)」へと後退した。呉処長は、1月の輸出総額は米ドルベースで2桁成長だったものの、景気対策信号は台湾元ベースのため元高で成長が押し下げられたと説明した。
工業生産指数変動率は、「黄青」から「青」に後退した。
その他6項目は前月と同じで、▽M1B(現金通貨と預金通貨)変動率▽非農業部門の就業者数変動率▽製造業販売量指数▽卸売・小売・飲食業売上高変動率──は「黄青」、製造業営業気候測験点は「緑」、株価指数変動率は「黄赤(過熱傾向)」だった。機械・電機設備輸入額変動率は「黄青」から「緑」に改善した。
先行指数である領先指標は101.62ポイントと、前月比で0.08ポイント上昇にとどまった。
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