インターネット通販サイト「ＰＣホーム」を運営する網路家庭国際資訊（ＰＣホームオンライン）が19日発表した2017年純利益は3,649万台湾元（約１億3,300万円）と前年比95.3%減少した。シンガポール系の通販サイト「ショッピー（蝦皮）」の台湾進出に対抗し、昨年８月から送料無料の条件を引き下げ、販促費が40億6,000万元と57.7%増加したことが響いた。20日付工商時報が報じた。
同社の17年連結売上高は、前年比14.2%増の294億1,500万元で、過去最高を更新した。B2B2C（仲介企業を介した企業・消費者間の取引）サイト「商店街個人売場」が19%増加したことが貢献した。特に、３Ｃ（コンピューター、通信、家電）製品の売上高は150億元と20%以上増加した。
「商店街個人売場」は７万店以上が出店し、月間売買件数は延べ1,000万件を超えている。
