ニュース 電子 作成日:2018年3月27日_記事番号:T00076189
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、16ナノメートル以降の先進製造プロセスや8インチウエハー工場で、顧客の順番待ちが発生している。アップルが下半期に発売するとみられるスマートフォン「iPhone」次世代機種向けプロセッサー「A12」の生産が第2四半期に始まる前を狙い、アップル以外の顧客がアンドロイドOS(基本ソフト)搭載スマホ向けに生産能力を競って確保しているためだ。サプライチェーン関係者の情報を基に27日付工商時報が報じた。
設備メーカーによると、▽聯発科技(メディアテック)▽エヌビディア▽クアルコム▽ブロードコム▽深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)──などや、仮想通貨マイニング(採掘)の北京比特大陸科技(ビットメイン)がTSMCの生産能力を確保するため発注時期を早めた。
TSMCは第1四半期連結売上高が84億~85億米ドルの目標を達成する見通しだ。アップルのスマホ「iPhoneX(テン)」の販売が思わしくなかったものの、ビットメインなどから仮想通貨マイニング用の特定用途向けIC(ASIC)の受注が好調だったためだ。
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