ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

2月製造業景気信号、「後退」に転落【図】


ニュース その他製造 作成日:2018年3月30日_記事番号:T00076277

2月製造業景気信号、「後退」に転落【図】

 台湾経済研究院(台経院、TIER)が29日発表した2月の製造業景気指数は9.03ポイントと前月比4.72ポイント下落し、製造業景気信号は「青(後退)」へと前月の「緑(安定)」から転落した。前々月まで「黄青(後退傾向)」が7カ月続いていた。ただ台経院は、春節(旧正月、2018年は2月16日)連休の影響を除けば、景気は依然回復基調で、2月の「青」だけで景気の悪化を判断できないと強調した。30日付工商時報が報じた。

/date/2018/03/30/index_2.jpg

 製造業景気指数を構成する5項目のうち、▽需要(前月比2.07ポイント下落)▽原材料投入(1.78ポイント下落)▽経営環境(0.97ポイント下落)▽コスト(0.16ポイント下落)──の4項目が下落した。販売価格は0.24ポイント上昇した。

 業種別の景気信号は、パソコンや電子製品、光学関連製品などが「青」に悪化した。台経院は特に電子製品業界について、為替変動が大きく影響し、売上高が予測に及ばなかったと説明した。構成比は青が84.45%と前月比77.23ポイント上昇し、▽黄青、13.23%(前月比15.13ポイント下落)▽緑、2.33%(41.46ポイント下落)▽黄赤(過熱傾向)、0%(20.59ポイント下落)▽赤(過熱)、0%(0.05ポイント下落)──は下落した。