TSUTAYA書店とカフェが融合したブックカフェ「TSUTAYA BOOKSTORE」内湖店が29日、潤泰集団（ルンテックスグループ）の複合商業施設、シティーリンク内湖店（台北市内湖区）でオープンした。統一時代百貨（ユニスタイル）台北店（信義区）、シティーリンク松山店（信義区）に続く台湾３店目だ。30日付工商時報などが報じた。
TSUTAYA BOOKSTORE内湖店。「食」「暮らし」「旅行」カテゴリを中心に、和雑誌・和書・洋書を約１万冊そろえる（TSUTAYAリリースより）
TSUTAYA BOOKSTORE内湖店は、台北都市交通システム（ＭＲＴ）内湖駅に隣接するシティーリンク内湖店の１階に位置し、店舗面積は163坪。約２万冊の中文書をはじめ、和文書・洋書や、雑貨・文具を販売する。店内には「和」をテーマにしたカフェレストラン「WIRED CHAYA」が台湾で初めて出店。お米を使った料理や、抹茶を使ったドリンクなどを楽しみながら、くつろいで本を選ぶことができる。座席は90席。営業時間は午前11時～午後９時30分で、金・土曜のみ午後10時まで。
TSUTAYAと提携する潤泰集団傘下の潤泰創新国際（ルンテックス・デベロップメント）は、続いて南港区にTSUTAYA BOOKSTOREを出店予定で、新北市での出店も検討している。
なお、シティーリンク３店舗の17年売上高は34億台湾元（約124億円）だった。
