ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年3月31日_記事番号:T00076302
ステンレス最大手、燁聯鋼鉄(YUSCO)は30日、4月分の台湾域内向けオファー価格を一部製品で1トン当たり1,000~2,000台湾元(約3,700~7,300円)引き上げた。一方、主力製品の304系熱延ステンレス製品と冷延ステンレス製品の価格は据え置いた。31日付工商時報が報じた。
引き上げ幅は、430系が1トン当たり1,000元、316系が2,000元。原料のクロム鉱石の国際価格上昇を受けたもの。輸出価格は30~70米ドル引き上げた。
市場関係者は、原料のニッケルの国際価格は直近4日で1トン当たり350米ドル上昇したことから、YUSCOの値上げ幅は予想の範囲内だと述べた。
同業の唐栄鉄工廠は、316系の台湾域内向けオファー価格を1トン当たり1,000元引き上げた。304系は据え置いた。輸出価格は30~50米ドル引き上げた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722