賀陳旦交通部長は２日、台湾南部の観光振興に向け、５月下旬をめどに台南市、高雄市、屏東県、澎湖県での宿泊費補助プランを発表し、夏休みシーズンに向けて実施すると明らかにした。３日付自由時報が報じた。
昨年の台湾人による台湾域内旅行者数は過去５年で初の前年割れとなり、観光業の収入が減少した。賀部長は、南部の宿泊施設の利用者数は15～18%減少しており、交通部観光局が花蓮地震からの観光業の復興に向け打ち出した宿泊費補助プランと同様の手法で南部の観光振興を進めたいと述べた。
また賀部長は、格安航空会社（ＬＣＣ）の普及で域内旅行の方が海外旅行より費用が高いケースもあると語った。
