３月の自動車市場の新車登録台数は前月比45.6%増、前年同月比3.2%増の３万9,260台で、従来予想の３万7,000台を上回った。輸入車の販売が好調で、３月の新車登録台数全体に占めるシェアは45.1%と２月に続いて45％以上を記録した。３日付工商時報が報じた。
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の３月新車登録台数は前月比49.3%増、前年同月比2.4%減の１万307台、市場シェアは26.3%で首位を維持した。
三菱車の製造販売も手掛ける中華汽車工業（チャイナ・モーター、ＣＭＣ）は、前月比49.2%増、前年同月比2.9%増の4,694台、シェア12%で２位だった。
３～６位は▽ホンダ台湾、3,827台（前月比57.4%増・前年同月比28.6%増、シェア9.7%）▽裕隆日産汽車、3,049台（前月比37.6%増・前年同月比10.7%減、シェア7.8%）▽メルセデス・ベンツ、2,923台（前月比68.1%増・前年同月比18.2%増、シェア7.4%）▽台湾馬自達汽車（マツダモーター台湾、ＭＭＴ）、2,291台（前月比17.2%増、前年同月比35.8%増、シェア5.8%）──。
輸入車レクサスの３月新車販売台数は2,001台と前月の2.31倍、前年同月の2.26倍となり、輸入車市場シェア11.3%で４位に浮上した。人気のＳＵＶ（スポーツ多目的車）「ＮＸ」が輸入され納車が増えた。
