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3月機械設備輸出額、過去最高


ニュース 機械 作成日:2018年4月11日_記事番号:T00076423

3月機械設備輸出額、過去最高

 機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)が発表した3月の機械設備輸出額は、前年同月比27.2%増の24億3,000万米ドルで、単月の過去最高を記録した。第1四半期は前年同期比18.3%増の64億3,000万米ドルで、同期の過去最高を更新した。11日付工商時報が報じた。

 台湾元換算の3月の機械設備輸出額は前年同月比20.7%増の711億台湾元(約2,600億円)、第1四半期は前年同期比11.2%増の1,890億元だった。

 TAMIの王正青秘書長は、市場競争の激しい中国メーカーが競争力を高めるため、台湾の機械設備メーカーからの調達を増やしたと説明。多くの部品メーカーでは受注から出荷までの時間が半年以上に達し、機械設備メーカーは部品の供給不足で出荷に影響が出ているという。

 TAMIの柯抜希理事長は、機械設備メーカーはスマート製造関連の需要増で第3四半期から年末まで受注見通しが立っており、来年上半期まで好況が続くと予想した。

 柯理事長はさらに、9日に上海で始まった「2018中国数控機床展覧会(CCMT)」で、台湾メーカーの受注額は従来予想を上回る3億米ドル以上に達すると予測した。