蔡英文総統は11日、陳菊高雄市長を総統府秘書長に充てる人事を正式発表した。23日に就任する。自由時報電子版が11日報じた。
記者会見の終了後、蔡総統（右）は陳市長（左）の肩を抱いて謝意を示した（11日＝中央社）
蔡総統は「陳氏は高雄市政をリードした模範で、民主化の先輩でもある。改革の鍵となる時期に私を補佐する新たな職務に就いてくれることに感謝する」と語った。
陳市長は「高雄市民と行政幹部らは12年もの短くない間、あらゆる困難な過程で私に離れずついてきてくれ、また今回蔡総統の改革に協力する重要な職務に就くことにも賛成してくれ非常に感謝する。今後ふさわしい役割を節度を守って果たし、総統に提案を行って、あらゆるコミュニケーションがよりスムーズにいくようにしたい」と抱負を語った。
なお、陳市長は高雄市の代理市長に許立明副市長の就任を、頼清徳行政院長に推薦したと明らかにしている。
