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習近平主席、蕭万長元副総統らと会見


ニュース 政治 作成日:2018年4月11日_記事番号:T00076432

習近平主席、蕭万長元副総統らと会見

 アジアを中心に政財界の要人が集まる「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」が10日、中国海南省で開幕し、中国の習近平国家主席が台湾の蕭万長元副総統(両岸共同市場基金会名誉董事長)が率いる代表団と会見した。11日付経済日報などが伝えた。

/date/2018/04/11/18china_2.jpg習主席(右2)は、台湾や香港、マカオなど4つの代表団と面会した際、台湾に向けてのみ談話を発表し、重視していることをうかがわせた(10日=中央社)

 習主席は「われわれが1992年の共通認識(92共識)を堅持し、台湾独立に反対しさえすれば、両岸(中台)間の道はより広くなる」と述べた。

 習主席はまた、改革開放初期の90年代に自身が福建省で要職にあった当時、台湾企業が福建省に投資したことを振り返り、「祖国大陸の発展の功績簿に台湾同胞、台湾企業について記さなければならない」と指摘した。

 ただ、習主席と蕭元副総統の会見は2013年の50分間に比べ大幅に短い10分間にとどまり、中台関係の悪化が影を落とした格好だ。