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ラーガンのQ1純利益、過去7四半期で最低


ニュース 電子 作成日:2018年4月13日_記事番号:T00076467

ラーガンのQ1純利益、過去7四半期で最低

 光学レンズ大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は12日に業績説明会を開催し、第1四半期の売上高は前期比45%減の88億7,700万台湾元(約325億円)で過去8四半期で最低、純利益も約53%減の40億1,900万元で過去7四半期で最低となったと発表した。13日付経済日報が報じた。

 なお中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が先ごろ3つのカメラ(トリプルカメラ)を搭載したスマートフォン新機種「P20 Pro」を発売して話題を集めており、アップルも次世代iPhoneで追随するとの観測が出ているが、トリプルカメラの設計についてラーガンの林恩平執行長は、「顧客がどのような機能を実現したいかによって変わってくる」との認識を示した。

 このほかラーガンは最近、ファーウェイやOPPO広東移動通信、維沃移動通信(vivo)といった中国のスマホブランドからiPhoneに迫るハイスペック製品の受注が相次いでいるとされるが、これに関連して林執行長は「歩留まりが向上せず、一部で出荷が順調に進んでいない」と語っており、今後は同3社向けの出荷が業績を左右しそうだ。