華碩電脳（ＡＳＵＳ）は12日、ＡＩ（人工知能）を搭載したスマートフォン新機種「ZenFone5」を台湾市場で発売した。価格は１万1,990台湾元（約４万4,000円）。経済日報電子版が伝えた。
ZenFone5は、スマートデュアルレンズシステムによって、ユーザーの好む使用環境、画像データを認識する（12日＝中央社）
ZenFone5はクアルコムのプロセッサー「スナップドラゴン636」を採用。6.2インチの全画面ディスプレイ（狭額縁設計のインフィニティディスプレイ）を搭載している。▽写真撮影時に対象や環境を自動で認識し、最適の撮影モードに切り替わる機能▽環境の明暗に応じてディスプレイの色温度を自動調節する機能▽環境のうるささと静かさに応じて着信音の音量を自動調節する機能──など６種類のＡＩ機能を利用できる。
ＡＳＵＳのオンラインストア「ASUS Store」やＰＣホーム24ｈ購物などの通販サイト、台湾全土のＡＳＵＳ専売店などで販売を開始した。15日からは中華電信など通信キャリア５社でも販売する。特定の通信プランを契約すれば本体価格は無料となる。
