ニュース 電子 作成日:2018年4月13日_記事番号:T00076470
13日付工商時報が業界関係者の話を基に伝えたところによると、アップルはスマートフォン次期製品「iPhone9」のうち、6.1インチ液晶パネル搭載の低価格モデルについて、部品調達を始める時期を5月に前倒しするとの観測が出ている。受動部品の供給不足を考慮したもので、ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)のほか、顔認証機能用3Dセンサーの主要部品、垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)を生産する穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)や光学レンズの玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル、GSEO)などが恩恵を受けそうだ。
「iPhoneX(テン)」向けにVCSELを独占供給するルメンタムから同部品の生産を受託する穏懋半導体は、第2四半期の売上高が前期比2桁成長すると予測されている。
またアップルはiPhone9の前面カメラレンズおよび顔認証システム「Face ID」用TrueDepthカメラレンズについて、ジニアスからの調達比率を大幅に高めるとされ、大立光電(ラーガン・プレシジョン)は主にアウト(背面)カメラレンズを供給するとみられている。両社とも5月に出荷を開始し、6月より売上高が大幅に増加すると見込まれる。
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