ニュース 医薬 作成日:2018年4月13日_記事番号:T00076475
電子機器受託生産大手の仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)傘下の100%子会社、宇核生医が運営する、核磁気共鳴画像法(MRI)、コンピューター断層撮影(CT)といったハイエンド影像診断設備を備える動物病院「核心動物医院(ユニコア・アニマルホスピタル)」(台北市内湖区)が12日、正式に開業した。宇核生医の董事長を務める陳瑞聡コンパル総経理は、スマート医療関連製品の粗利益率は20~30%に上り、長期的にコンパルの利益向上を促し、低利益率に苦しむ受託生産メーカーの宿命からの脱却につながると期待感を示した。13日付経済日報などが報じた。
核心動物医院の開業式では、陳総経理(右3)を中心にテープカットを行った(12日=中央社)
核心動物医院の運営には屏東科技大学の協力を受けており、コンパルが情報通信技術(ICT)を提供し、屏東科技大学が影像診断や麻酔中の監視を担う。
なおコンパルの業績見通しについて陳総経理は、第2四半期はパソコン、PC以外の製品いずれも前期比15~20%の出荷増が見込め、今年は四半期ごとに業績が上向くと予測した。また、中国PC大手、聯想集団(レノボ)との合弁会社、聯宝(合肥)電子科技(LCFC)の持ち株売却益として100億台湾元(約366億円)以上が第2四半期に計上されるとの見通しを示した。
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