ニュース 政治 作成日:2018年4月13日_記事番号:T00076483
与党民進党は今年末の新北市長選挙に蘇貞昌元行政院長(70)を擁立することを決めた。蔡英文総統が12日、党本部で蘇氏と会見し、出馬を求め、蘇氏が快諾した。蘇氏は1997年から2004年まで新北市が直轄市に昇格する前の台北県で県長を2期務めており、14年ぶりの返り咲きを目指す選挙戦となる。13日付中国時報が伝えた。
蘇氏にとって10年の台北市長選以来、8年ぶりの選挙戦となる。新北市長選は統一地方選での大きな見どころとなった(12日=中央社)
蔡総統は「蘇氏は個人の名声から見ても、新北市に淵源を持つ点からも民進党で最強の候補者だ」などと出馬を要請。蘇氏は「党と台湾が必要とするならば、道義上後には引けず、責任を負いたい。それが民進党員としてのDNAだ」と述べ、要請を受諾した。
民進党色が強いシンクタンク「台湾世代智庫」が12日発表した世論調査結果によると、蘇氏の支持率は42.6%で、既に出馬を決めている国民党の侯友宜氏(41.7%)を上回っているとしたが、いわば「手前味噌」の世論調査の数値は懐疑的に受け止められている。蘇氏の出馬が有力とされた後に発表された他の世論調査では侯氏が圧倒的に優勢で、現時点では蘇氏は劣勢に立っているとの見方が有力だ。
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