ニュース 政治 作成日:2018年4月13日_記事番号:T00076484
中国紙の環球時報(電子版)は12日、中国人民解放軍は18日から台湾の対岸である福建省沿岸の泉州湾で「定例軍事演習」を実施すると報じた。13日付聯合報が伝えた。
蔡総統(左)は13日、海軍の演習視察で、初めて航行中の軍艦に乗り込んだ(13日=中央社)
内容は海南島三亜沖での演習を繰り上げ終了し、台湾海峡で演習を実施するとの内容で、政治的意味合いに注目が集まる。中国側の福建海事局は18日午前8時から19日午前0時まで台湾海峡の指定海域で実弾演習を行うとして、船舶の進入を禁じた。
台湾国防部は、中国側の発表情報からみて、人民解放軍部隊による定例の火砲射撃訓練だとの見方を示した。
解放軍が三亜沖での解放軍演習を発表した後、米軍は空母セオドア・ルーズベルトが南シナ海で演習を実施すると発表。台湾では蔡英文総統が13日、北部の蘇澳沖で海軍の演習を視察する。一部には解放軍の演習日程について、米台に対抗する意味合いがあるのではないかとの観測もある。
また、中国はメディアを使い、軍事演習に関する警戒情報を流し、「台湾海峡で実弾演習を実施する」と強く印象付けており、消息筋は報道で緊張をつくり出す「一種の欺瞞(ぎまん)作戦」の性格を帯びているとの認識を示した。
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