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8Kテレビ用駆動IC、ノバテックが年内出荷開始か


ニュース 電子 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076488

8Kテレビ用駆動IC、ノバテックが年内出荷開始か

 テレビ市場では今年、次世代の8K画質製品が徐々にシェアを拡大すると見込まれ、同製品向け液晶ドライバIC市場で競争が激化する中、聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)は既に韓国、日本、中国などの大手パネルメーカーに8K製品向けSoC(システム・オン・チップ)をサンプル出荷しており、早ければ年内にも受注獲得と少量出荷が見込まれる。14日付工商時報が報じた。

 なお8K製品向けドライバIC分野では、ノバテックと日本のSoC設計・開発会社、ソシオネクスト(本社・横浜市港北区、井上あまね社長)が業界をリードしていると観測されている。

 市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーによると、8K画質テレビは今年、市場浸透率が0.2~0.3%と「発芽」段階を迎え、東京五輪開催の2020年に1.5%まで上昇、22年には5%を超えると予測されている。

 なお液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)は今年、第1四半期に8Kテレビを発売したシャープ、および中国ブランドに8Kパネルの供給を開始する計画だ。一方、友達光電(AUO)も85インチの8Kパネルでソニーとサムスン電子のサプライチェーン入りを果たしたほか、今年下半期には55インチ、65インチ、75インチ製品を相次いで市場に投入する見通しだ。