ニュース 電子 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076489
タッチパネル大手の宸鴻集団(TPKホールディング)は、金融機関の協調融資(シンジケートローン)を通じて1億2,000万~2億米ドルを調達することを董事会で決定した。4月の手続き完了を予定する。TPKは米アップルが今年発売するとみられる6.1インチの次期スマートフォンiPhone液晶パネル搭載モデルで、アウトセル方式タッチパネルの貼り合わせを同業の業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション・ホールディング、GIS)と共に受注したとされ、調達資金は主に生産能力拡大に充てるとみられている。14日付工商時報が報じた。
TPKの今年の設備投資額は前年比62%増の75億台湾元(約270億円)と、過去数年で最高となる見通しだ。このうち60億元を機械設備への投資、15億元を工場新設に充てるとみられる。
iPhone新機種向けは下半期に量産、出荷を開始するとされる。技術的難易度が高まったため、出荷単価も上昇する見通しだ。
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