ニュース 建設 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076494
声宝(サンポ)は同社土城工場(新北市)に高齢者向け賃貸マンションとその子供世代を対象とするマンションを計3棟建設することを計画している。敷地面積は約4,000坪で既に内政部より「住宅総合区」への土地使用目的の変更認可を受けており、新北市政府による審査を経て、早ければ今年第4四半期に着工、2年後の竣工(しゅんこう)を見込む。15日付工商時報が報じた。
サンポの陳盛沺董事長によると、土城工場に建設する3棟のマンションのうち、1棟を高齢者向けとし、バリアフリー設計に加え、スマート家電を備えた100~150戸を提供する計画だ。当面、販売は行わず賃貸とする方針で、入居者は身体に不自由のない60代以上で、中~高所得者層をターゲットとする。その他の2棟については、高齢者向けマンション入居者の子弟への販売を中心とする予定だ。
なお陳董事長は、高齢者と言えば認知症や長期介護の問題が話題となることが多いが、自身を含め健康な50~70代は多いと指摘。今後は年齢に関係なく健康が重視される時代が来るとの考えから、このほど、医療、衣食住、教育、娯楽などの活動に関する研究やリソースの統合を任務とする「華人熟齢生活産業発展協会」を創設し、理事長に就任した。
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