ホテル運営会社、雲朗観光（ＬＤＣホテルズ＆リゾーツ）が新北市新荘区の複合商業施設「晶冠広場（クラウンプラザ）」５階で運営するビュッフェ方式の館外レストラン「品花苑」が、５月16日に営業を終了する。高級宴会場に改装し、第４四半期にリニューアルオープンする。雲朗観光がクラウンプラザ６～７階で運営する宴会場「頤品大飯店」と共に企業の尾牙（忘年会）や春酒（新年会）、結婚披露宴、コンサートなどの需要を取り込む。14日付工商時報が報じた。
品花苑は面積1,000坪、最大収容人数680人で、台湾最大のビュッフェレストランとして知られている。宴会場に改装することで食材コストや人件費を削減できる上、宴会場は大型レストランほど繁忙期と閑散期の差が大きくなく、利益を確保しやすいと判断した。
改装後の宴会場は100卓を収容できるようにする。１卓当たりの料金は通常の宴会で１万7,990台湾元（約６万6,000円）、テーマ型の披露宴は料金を引き上げる計画だ。売上高は年間１億元を見込む。
雲朗観光は頤品大飯店のほかに新北市新店区、桃園市でも宴会場を１カ所ずつ運営している。
