ニュース 運輸 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076502
高雄港の今年第1四半期のコンテナ取扱量は256万TEU(20フィートコンテナ換算)で、前年同期比2.1%減少した。台湾港務(TIPC)は、比較対象の昨年第1四半期は海運各社が4月の新海運アライアンス発足に向けて一斉に増便し取扱量が拡大したためで、一昨年との比較では4.9%増加したと指摘した。14日付経済日報が報じた。
高雄港の今年のコンテナ取扱量は、春節(旧正月、今年は2月16日)のあった2月が谷底で、3月は前月比21.3%増、前年同月比2.4%減の91万TEUと前月比で大幅な回復を見せた。
東南アジア各港から北米への貨物便の直接運航、中国各地の港湾との競争といった厳しい状況の中、高雄港は上半期のプラス成長、通年取扱量の5年連続1,000万TEU以上維持を目指して、今年は海運会社への補助金を総額4億~5億台湾元(約15億~18億円)に倍増させる。
積み換えコンテナの増加分に対し1TEU当たりの補助金を50元から300元に増やすほか、新規航路の設定に対し貨物船1隻当たり8万~120万元を支給する。特に欧米航路の新設に対しては支給額を20万~25万元から100万~120万元に大幅に拡大する。
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