ニュース その他分野 作成日:2018年4月16日_記事番号:T00076507
立法院は13日、日計り取引に対する証券取引税減税措置を2021年末まで延長する内容の証券取引税条例改正案を可決した。また、今回の改正では証券会社による自己売買も減税対象に含まれた。14日付経済日報が伝えた。
日計り取引の証券取引税は条例改正により、昨年4月から1年間の時限措置で税率が通常の0.3%から0.15%に軽減されていた。時限措置は今月27日に期限を迎えることになっていた。
日計り取引が売買代金全体に占める割合は、減税措置実施以前の10%から23%に上昇し、市場活性化効果が認められた。金融監督管理委員会(金管会)によれば、日計り取引による売買代金も減税措置実施以前の1営業日当たり104億台湾元(約380億円)から355億元に増え、日計り取引による証券取引税収も1営業日当たり3,100万元から5,400万元に伸びた。
財政部は「台湾経済は緩やかな回復段階にあり、政府の税制面、金融措置面の継続的な改革で、株式市場の流動性が向上した。租税の公平性、財政収入、経済発展を同時に考慮し、日計り取引減税措置の延長に同意した」と説明した。
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